2009年03月06日

WBC開幕!日本代表はソツのある試合運びで初戦を快勝の巻。

いよいよ第2回WBCが開幕しました!

まず初戦にのぞんだ日本代表は、中国を一蹴。実力差が大きいだけに、この勝利は当然のものではありますが、まずひとつ勝ったことを素直に喜びたいと思います。台湾・韓国は、多少日本の方が実力で上回っていたとしても、その日の出来次第で勝ち負けが入れ替わるレベルの相手。うっかり初戦で負けるようなことがあれば、頭ではわかっていても、ショックが大きかったはず。特に中国戦でもいつも通り、あと一本が出ない貧打ぶりを発揮しただけに、相手が中国で助かったというのが正直なところ。とにかく1勝できたことで空気も落ち着きましたし、この勝利は小さいようで大きな一歩です。

今大会での日本代表の目標は、選手・監督も口を揃えるように、もちろん「チャンピオン」。本音ではベスト4以上は運・不運もある一発勝負なので、そこまで行けば合格点だと思うのですが、あえてそういう緩みは封じて、ただひたすらに優勝だけを目指していきたいもの。「勝つ」と誓って旅立ち、勝って帰って来れる競技が日本にいくつあるのか。偶然や相手の油断で勝利を拾うのではなく、「相手の100%を受け止めてなお勝つ」戦いができる競技がいくつあるのか。野球日本代表には、ほかの競技では満たされない日本人の期待が込められています。王者の戦いと呼ぶにふさわしい、激戦を見せてもらいたいもの。

とは言え、本当に真っ向からぶつかれば不利な局面も多々あります。とりわけシドー五輪以降の国際大会から、もう認めざるを得ないのは「日本は打てない」という現実。日本が敗れるときは、投手陣はそこそこ抑えているのに、打線の援護が無いというパターン。打てないイライラと重たい空気が、回を重ねるごとに投手陣にプレッシャーとしてのしかかり、我慢しきれなくさせてきたのです。そんな「いつもの負けパターン」に対する日本代表の答えは、中国戦で見せた「足」でした。

先制点を奪った3回の攻撃は、中島の四球出塁&ディレードスチールで広げたチャンス。その後3回の攻撃で三塁走者・青木がショートゴロで本塁に突っ込んで憤死した場面や、4回に城島がイチローのセカンドゴロで本塁に突っ込み峡殺された場面、8回に代走・片岡が二盗を決めた後ショートゴロで三塁を狙って憤死した場面など、結果にはつながらなかったものの先の塁を積極的に奪いに行く意識が、この試合はたびたび見られたように思います。

思えば、ここまでの強化試合でも青木や小笠原が暴走気味の走塁で憤死したケースがありましたが、それらも本番での「足勝負」を見据えた意識づけだったのかもしれません。強化試合ではあえて盗塁を見せなかったこと、何故か片岡を代表に選んだことなどを考えると、どうもここぞという局面ではしびれる走塁で勝負をかけるつもりなのでは。僕の頭の中には、日本の「足」攻撃に「KAMIKAZE!」と畏れを抱く相手チームの姿が、早くも浮かんで来ています。

ということで、テレビ朝日が5日に中継した「WBC1次ラウンド 日本VS中国戦」から、日本代表の初戦をチェックしていきましょう。



◆まずは1勝!全勝での完璧なる優勝へ向けて好スタートを切ったぞ!

世界のホームラン王、サダハル・オーの始球式で幕を開けたWBC。日本プロ野球の聖地・東京ドームには、立錐の余地もないほどの大観衆。イチローの真剣勝負を日本で見られるのは今回が最後かもしれません。記憶にも、記録にも、素晴らしい形で残る大会となって欲しいものです。

posted by ルイ10世 at 20:01| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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