「世界に冠たる日本野球」の力を証明すべく、日本代表はWBCで戦いを続けています。準決勝進出をかけた韓国戦を控え、多くの野球ファンも眠れぬ夜を過ごしているに違いありません。そんな17日、一足早く別の日本代表が、WBCの舞台で日本野球のレベルの高さを証明していた模様。
それは、現地に派遣された日本審判団の1人、渡田均さん。
渡田さんは、日本プロ野球でも長く審判部主任をつとめるベテラン審判員ですが、むしろファンからは「あの渡田」「また渡田か」という別の意味で有名な存在。渡田さんは判定を巡ってモメることが多く、ファールをホームランと言ってしまったり、ワンバウンド捕球をノーバウンド捕球と判定したり、判定を巡る抗議でたびたび試合を中断させてきた御仁。特に有名なのが2006年の横浜VSソフトバンク戦でのフェア判定の件。横浜・多村の三塁線への打球を、三塁塁審はファウル判定のジェスチャーを見せたにもかかわらず、球審の渡田さんが華麗に覆しフェア判定としたため、ファウルだと思い込み走るのを止めていた走者がアウトにされて試合が終了したという事件です。この判定を巡っては、横浜は当然猛抗議をし、観客も抗議のため球場に居座るという大騒動になりました。このとき、渡田さんが見せたフェアのポーズはあまりに華麗だったため、後にAA化され今でも掲示板等で使用されているほど。まぁ、それぐらい有名なお方なのです。
そんな渡田さんが、WBC2次ラウンドのベネズエラVSプエルトリコ戦で、判定を巡るモメごとを鎮めていたというのです。渡田さんがモメる場面は何度も記憶にありますが、渡田さんがモメごとを鎮めるなんてこれは一大事。まぁもっとも、向こうの審判にはタッチアップの判定も出来ないボブ・デービッドソンとか、文句を言われるとあからさまな偏向判定を始める屈折人格者とか、オカシイのがいるのです。渡田さんなんて印象的なモメごとが多いだけで、しっかりした技術をお持ちの方。向こうの審判に混じれば輝いて当然なのです。今回の一件で、日本野球は審判員という部分でも一流だと、証明されたと言えるでしょう。

